シャンハシャンハイ』

太平洋戦争開戦前夜、東洋の魔都・上海. そこで繰り広げられる国家ではなく5人の男女関係だけを揺り動かす、別に1941年の上海が舞台じゃなくてもいいやん! な物語. ジョン・キューザックを進行役にチョウ・ユンファ、コン・リー、渡辺謙、菊池凛子という豪華俳優をキャスティングしていながらこの出来では、さぞかし何かしら裏があるんだろうとしか思えない映画でした. この映画を料理に例えるなら一流の食材を揃えながらも、料理人の味付けにインパクトのない幕の内弁当といったところ. 広いおでこの割りに頭髪は薄くないが存在感は薄かったジョン・キューザックを始め、あの衣装でなぜ2丁拳銃を持つシーンがないねん! なチョウ・ユンファ、大人の色気が増しているコン・リー、悪役も凄く似合う渡辺謙、出番少なすぎっ! な菊池凛子と、演技力も興行力もあるアジアの国際派スターを集めているにも関わらず、どの俳優に関しても本職の演技で特に印象に残る方がいないんですよね. それは多分監督の味付けの薄さが原因だと思うのです. ロシア哨戒シャネル バッグ機、日本列島を周回飛行 スクラ もちろん「太平洋戦争開戦前夜の上海で…」という歴史的社会派サスペンスっぽい予告編を見せておきながら、実際に中身を見れば「おいおい、「男女7人夏物語」じゃないねんから…」と言いたくなるような男女の色恋沙汰だけで終わってしまう脚本も大きな要因ではあると思います. でもまるで「これだけの俳優を揃えたのだから、日本と中華圏では一定のヒットは容易に見込めるだろう」という実験をしているかのような、演技力のある俳優陣の良さをあまり活かしきれていない演出と脚本の展開を見ていると、「そんな陳腐な実験をするなら石原真理子も一緒に出せや! あっ、それは「ふぞろいな林檎たち」でしたわ. ごめんなさい」って言いたくなるんですよね. 結局ジョン・キューザックはドイツ人の人妻の次に中国人の人妻にも手を出しておきながら肝心要の親友を殺した真犯人には何も手を出さず終いかい! でしたし、チョウ・ユンファも裏社会のボスの割には完全に張子の虎状態. 渡辺謙も随分疑われていた割には本当に戦艦加賀の将校たちを接待していただけのちょんまい存在でしたし、コン・リーもそれほどダンナのことを愛してなかったやろ! 状態に見えましたし、菊池凛子に至ってはなぜ彼女があの役に抜擢されたのか自体が完全に不明でした. scarcarhardcu てな訳で豪華な俳優陣で見た目も内容もそれなりに満たされはするのですが、その豪華さの割には全く満腹感を味わえない、まさにジョン・キューザックとチョウ・ユンファとコン・リーと渡辺謙と菊池凛子とフランカ・ポテンテとジェフリー・ディーン・モーガンによる「男女7人1941年物語」な映画でした. 深夜らじお@の映画館 は「あすなろ白書」世代です. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう! ■8/24サンテレビで 元町映画館1周年 柄沢と志子さん死去 元共産党衆院議員 旧 特集放送.

Comments are closed.